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アフターピルは低用量ピルと別物!効果や服用方法について

微笑む女性

低用量ピル以外に避妊を目的に服用する薬としてアフターピルが知られます。アフター、つまり事後に服用すること効果を得ることができるもので、事前に服用することで効果を得る低用量ピルとは使い方が異なるものですが、仕組みとしては実はアフターピルも低用量ピルも変わりないものです。

経口避妊薬では女性ホルモンを人為的に体内に取り入れることによって、女性が妊娠しているような状態にすることで新たな妊娠の発生を防ぐというものです。この新たな妊娠を防ぐプロセスは、ひとつは排卵の抑制で卵子を出さないことで精子が入ってきても受精が起こらないようにします。また子宮頸管の分泌液を変化させることで卵巣まで精子が入って来られない様にして、さらに精子と卵子が出会い受精をしたとしても子宮内膜を変化させることで着床させないようにします。つまり3つの方法によって妊娠を防ぐというものです。これらは女性ホルモンによって身体が変化することで起こるものですが、それを人為的に女性ホルモンを服用することでも同様の変化を起こさせることができ、これが経口避妊薬になります。

ただホルモンバランスの急激な変化は、決して好ましいことではなく多くの場合には副作用が発生します。副作用として多いのが吐き気や嘔吐、頭痛といったものです。これを防ぐために低用量ピルでは必要最低限の女性ホルモンを配合しており、量が少ない代わりに連続して服用する必要があります。一方でアフターピルは緊急的に妊娠を防ぐことを目的としており、含まれる女性ホルモンの量が低用量ピルよりも多く中用量ピルも呼ばれるものになります。このため低用量ピルと比べると吐き気や嘔吐、頭痛といった副作用が出やすいものです。現在ではこれら副作用が軽減されたものも登場していますが、それでも低用量ピルと比べれば負担が大きなものです。

またアフターピルは時間との勝負になるもので、妊娠の可能性がある性行為から最大72時間以内に使用しなければ効果は減っていきます。72時間以内の避妊率は80%以上で24時間以内であれば99%とされるもので、いかに早く対処するかがポイントです。服用方法はノルレボであれば1錠で済みますが、費用は1万円以上します。従来のヤッペ法による服用方法では中用量ピルを12時間ごとに2回服用することになり、費用もノルレボの半分で済みますが、副作用が強く出るものです。いずれにしてもアフターピルは緊急避妊薬と呼ばれるように、望まない妊娠を避けるためにいち早く行うべき避妊方法になります。